刺繍イラストレーターのパンダせんぱいですが…
刺繍イラストをスタイやウェディングボード、Tシャツなどに描いて(縫って)いるパンダせんぱいの木村です。
パンダせんぱい風の刺繍イラストはとっても得意なのですが、刺繍枠に手で刺繍をしていく手法はほとんどやった事がないのでチャレンジする事にしました。
もし今から刺繍を始める方は一緒にやりませんか〜?
まずは道具から
手刺繍となると刺繍枠と刺繍針と刺繍用の糸が必要です。
とりあえず揃えるとなるとダイソーなど近所のどこでも入手可能な物でも良いのですが、そんなに高額なものでもないですし、道具を愛すって大切なのでお気に入りの物を揃えてもいいかもです。
刺繍枠は無くても可能だけど必須です
刺繍枠は3種類の大きさがセットになっている場合が多いですねぇ〜。
柄が小さいのにあんまり大きい刺繍枠を使うと取り回しが悪くなるので、柄に合った大きさを選ぶ事をお勧めします。
ところでこの刺繍枠はとりあえず無くても可能だけど、可能ってだけで絶対に必須です。
まぁ、とりあえず…なんて考えずに必ず用意しましょう〜。
刺繍針と普通の針の違い
刺繍針は一般的なフランス刺しゅう針で良いかと思います。
クロバーの刺しゅう針がスタンダードかなっと思います。
普通の縫い針と刺しゅう針は全然違います。
普通の縫い針は基本的に縫い糸1本を使って縫いますし、実際糸を通す穴の大きさが1本ほどしか通らないです。
対して刺しゅう針は6本どりとか3本どりなど、刺繍糸は本数を増減して線の太さを調整するので、糸を通す穴が細長いです。
こちらも普通の縫い針でも何かは縫えるけど、刺しゅう針は絶対必須です。
必ず入手しましょう〜。
刺しゅう糸とミシン糸との違い
刺しゅう糸もダイソーなどで購入できます。
色も沢山ありますが、
などもありますので、Amazonでも良いかもです。
色数も多く楽しくなりますね〜。
刺しゅう糸も普通の手縫い糸とミシン糸と違いがあります。
普通の手縫い糸はちょっと太めで1本です。ミシン糸は細めで1本です。
対して刺しゅう糸は6本が合わさって1本となっていて、6本のままで使ったり、4本どり、3本どりなど本数によって太さを調整して表現を広げます。
これも普通の糸でも何かは縫えるけど、全然違う物なので必ず入手しましょう。
布
イラストを描く時は紙とか壁とか色々ございますが、刺繍の場合は布になります。
布がキャンバスになるんですねぇ〜。
キャンバスは帆布の事なので元々布なのですけど。。。
この布に関しては好みの問題なので好きな布を選んだ方が良いのですが、家にある使っていない布で良いかと思います。
お勧めは布目の詰まっている生地です。
一定間隔で「ここに刺しゅう針を刺していったらいいよ」的な布目の荒いものがあります。
これでも良いのですが、針を刺す部分に自由度が無くなるので、使いにくい人もいます。
キチッと縦横の線を揃えたい場合は上記のような布でもいいですし、もっと手書き風で歪な線を表現したい場合はどこにでも針を刺せる布目が詰まっている生地がお勧めです。
でもこればっかりは色々試してみるしかないですね〜。
その他に必要な道具
この他に必要な道具は糸切りハサミと、布を切る用に裁ちハサミ。
布を切るための裁ちハサミは布を切るのに特化しているため、布以外の物は切らないようにしましょう。
紙とかもダメです。布より硬い紙は切らないよう気をつけましょう〜。
糸切りハサミに関しては専用のカッコいいハサミもあるのですが、普通のハサミの形で小さめの先が尖っている物も使いやすいです。
こんなのでも良いかもです。
忘れてはいけない針山
忘れてしまいそうですが、刺しゅう針を刺しておく場所が必要です。
針は見失うと大変怖いので、絶対に針山に刺しておくようにします。
机の上に直に置いたりしないように気をつけましょう〜。
針山はケースになっていて、蓋を裏返すとそこが針山になっているタイプがお勧めです。
色々な道具をケースの中に収めておけると便利です〜。
最低限の道具で始めれる刺しゅう
刺繍は始めるのにそんなに難しい道具は必要なくて、参入障壁の低いハンドメイドだと思います。
シンプルな線から始めてみたらいいと思うので、次回はバックステッチの練習をしてみましょう〜。